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夏の猛暑から植物を守る!「遮光」と「マルチ」のサバイバル術。
農業通信

夏の猛暑から植物を守る!「遮光」と「マルチ」のサバイバル術。

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2026/5/19 5 MIN READ
近年の夏の暑さは、植物にとっても「災害」級です。喜多方の盆地の蒸し暑さを乗り切るためのテクニックを紹介します。

1. 遮光ネットは「日傘」

直射日光が強すぎると、葉が焼けて枯れてしまいます。遮光率50%程度のネットを張るだけで、体感温度は劇的に下がり、植物の呼吸が楽になります。

2. 敷きワラ(マルチ)で「保湿」

土の表面にワラやウッドチップを敷き詰めましょう。太陽の熱が直接土に当たるのを防ぎ、水分の蒸発を抑えます。土の中の温度を一定に保つ「断熱材」の効果もあります。

3. 水やりは「夕方」の打ち水効果

朝の水やりも重要ですが、猛暑日は夕方、地面に水を撒く「打ち水」も効果的。周囲の温度を下げ、熱帯夜でも植物が休める環境を作ります。
【学びのポイント:植物の「表情」を見る】
日中、葉がダランと垂れ下がっているのは「耐えている」サイン。夕方になってシャキッと戻るなら大丈夫ですが、戻らないようなら対策が遅れています。植物のサインをいち早く察知し、手を差し伸べてあげましょう。

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