瓜生 岩子
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社会福祉明治

瓜生 岩子
社会福祉の母 / 日本のナイチンゲール

18291897
うりゅう いわこ

「施して報いを願わず、受けて恩を忘れず。」

人物像と歩み

福島県喜多方市(旧熱塩村)の裕福な油商に生まれましたが、幼少期に家業が衰退し、若くして父、夫、母を次々と亡くすという過酷な運命を辿りました。菩提寺である示現寺の住職から「お前より不幸な人は大勢いる。その人たちのために生きなさい」と諭されたことをきっかけに、私欲を捨て社会福祉活動に人生を捧げることを決意しました。 戊辰戦争の際には、戦火に包まれた若松城下へ単身乗り込み、敵味方の区別なく負傷兵の救護にあたった博愛精神は、後に敵軍の大将であった板垣退助をも深く感動させました。その後、東京での孤児救済や、女性として日本で初めて帝国議会に「救養会所(福祉施設)」の設置を求める請願書を提出するなど、日本の近代福祉制度の礎を築きました。1896年には、女性として初めて藍綬褒章を受章し、さらに没後には女性として初の従四位を授けられるなど、その功績は国内外で高く評価されています。

主な功績・成し遂げたこと

1

福島県救育所の創設による孤児・困窮者の救済(1890年)

2

女性として日本初の藍綬褒章受章(1896年)

3

帝国議会への「救養会所」設置に関する請願(日本女性初)

4

戊辰戦争における敵味方を超えた献身的な負傷兵救護

5

裁縫教授所の設立による困窮女性の経済的自立支援

6

磐梯山噴火や濃尾地震など大規模災害時の救援活動

関連スポット

ゆかりの地・資料館

この人物に関する貴重な資料が展示されています。

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建立された銅像

街の広場に、その功績を称える像が立っています。

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瓜生 岩子の精神は、現在の喜多方の「支え合いの精神」に脈々と受け継がれています。